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フレンチ・ブルドッグ

ルーツ

 そのルーツとして有力なのは、イギリスからフランスにもち込まれたブルドッグに、テリアやパグをかけ合わせて作出されたというものだ。
 当初はネズミの駆除などに使われていたが、一方でペットとしても人気を得た。
 1900年ごろには、ローズ耳とコウモリ耳の2タイプとなり、ヨーロッパではローズ耳、アメリカではコウモリ耳と、その好みがはっきり分かれた。
 そしてその際のアメリカ人の努力で、コウモリ耳のタイプが標準となったという経緯をもつ。
 わが国に紹介されたのは大正時代のことで、以降昭和初期にかけて数多く飼育され、現在も根強い人気がある。

性格

 性格は活発で非常に利口。動きはブルドックと違って機敏とされる。
 愛好家の間では、よい番犬になるという評判もある。
 多少いびきをかくが、普段はほとんど吠えず、むやみに走り回るタイプの犬種でもない。
 室内犬として、最適な要素をもっている。
 

 

 

 ミニチュア・シュナウザー

ルーツ

 ミニチュア・シュナウザーはドイツ原産のシュナウザーの中で、一番小型とされる。
 アーフェンピンシャー、スタンダード・シュナウザー、ジャーマン・プードルなどから作出されたとされている。
 実用目的にネズミを捕獲して働く犬がいる一方で、愛玩犬として暮らしの中に根づいたものもいる。
 1899年に独立した犬種として、ショーに出場した。
 今では愛玩犬、ショードッグとして世界中で愛好されている。。

性格

   情愛深い性質で知られ、番犬としても優秀である。
 テリア種としては、闘争心もそれほど強くない。しかし必要とあらば、なんにでも向かっていく性質がある。
 元気な種類で、小柄な身体でエネルギッシュに運動する。
 小型犬の割に活動的なので、毎日長い時間散歩をするのを好む。駆けること、遊ぶことが大好きな犬だ。